多様な人が集まる場において、気になるのが会話の中で使われている「言葉」です。
明らかに、専門用語だったり固有名詞などは分かりやすいので、分からなければ素直に聞いたりできます。話した本人も相手の様子をみて、補足説明してくれることもあります。
気になってしまうのは、会社の中、あるいは閉じたコミュニティの中で当たり前のように毎日使っている言葉です。社内用語化しているものは要注意。英字3文字系とか。
さらに、業界や職種、役職という括りの中で通じる言葉は、所属する組織の外でも通じてしまうので、さらに注意が必要です。
多くのビジネスパーソンが知っているであろうPDCA(plan-do-check-action cycle)ですら、怪しいです。
ファシリテーターの仕事をしていると、多様な人が集まる場で上手に会話できる人とそうでない人がよくわかります。
そういった場では、同じ内容のことを話すにしても高校生が知っているレベルの単語に「和文和訳」して伝えたほうが安全だと思います。