鎌倉の小町通りを歩いていると、路地の入口に置かれた、まだ新しい看板に目が留まりました。
そこには「大きなパンと小さなピザ」と書かれていました。
ふと気になって路地の奥へと進んでいくと。。
なんともスタイリッシュでオシャレなお店がオープンしていました。ホームページも出来立てらしく、商品の情報はありません。
店名のとおり薪を使った窯でパンやピザを焼いています。
営業時間は、パンが11:00-17:00、ピザが12:00-16:00。
自家製酵母や北海道産の素材を使うなど、素材にこだわっていることを店頭でも大きくアピールしています。
お店の前に行くと、年配の女性スタッフが出てきて、窯焼きのパンを試食していくようにと声をかけてきます。
店内に入ると、次から次へと試食用のパンを手渡され、全種類食べることに。
パンよりもピザを食べたいと思っていたため、パンについてはちゃんと確認しなかったのですが、ホールで買うとなかなかのお値段。
急いで全種類食べたせいか、どれがどれだかよく覚えていません。ただ、どれも素朴で素材の味を生かした美味しいパンでした。
目的のピザはこちらのメニューです。大きさは手を広げたくらいのサイズだというので、マルゲリータとメープルを注文しました。
注文後すぐに焼いてくれます。手渡された番号札もデザインにこだわりを感じます。
こちらは番号札の裏面。トランプのようなデザインで、数ミリ程度の厚みがあるプラスチック製です。
話を聞くと、店の奥でピザを焼いている彼は元はデザイナーだったとか。
巨大な窯も独学で学んで、1つずつレンガを積み上げて手作りしたそうです。
窯焼きのピザを食べる機会はあまりないので、焼いている様子を見させてもらいました。
内装やインテリア小物もおしゃれ。
しばらく店員さんとおしゃべりしているうちに、ピザも焼き上がりました。
見るからにパン生地が美味しそう。普段食べているピザとは格が違いますね。
人生で一番おいしいと思ったピザはイタリアで食べたピザですが、きっと窯焼きだったんですね(当たり前か!)。