撮影だけを目的にわざわざ電車に乗って出かけたのは何年ぶりだろうか。
そういう意味では、新しいカメラには「人を出かけさせる」効果があります。
撮影しながら街を歩いていると、いろんなことを考えます。
今回は特に、デジタルカメラ歴約24年もよくやっているなぁとしみじみ思いました。
風景を切り取る行為のどこがそんなに面白いのだろう?
自分でもよく分かりませんが、「何かを探す」「探索する」「冒険する」といった要素があるのかなと。
何を探しているかというと、「心惹かれる瞬間」だったり「構図」だったり、「被写体」だったり。
街で撮る写真はどうしてもモノや風景になってしまい、味気ないところはあります。
子どもが小さかったときは、子どもばかり撮っていましたから。
そんな風に考えると、自分が惹かれる写真は「構図」や「色合い」、「光の当たり方」の好みもあるのですが、「被写体」についてはどこか「人」を感じさせるものだったりするのかもしれません。
それは、「人の創意工夫を感じる」ものだったり、「使い古した感じ」のようなもの、今は使っていないけれど、以前は人が使っていたものなど。
「生活感」があるものという言い方もできるでしょう。「人の営み」ですね。
撮影機材
SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary C016 | Micro Four Thirds | ミラーレス専用
- 発売日: 2016/03/18
- メディア: エレクトロニクス