一昨日から妻が手術のために入院しています。
昨日が手術の日だったのですが、オペの時間に私も病院で待機する必要があるということで、お昼に仕事を切り上げて、出張先から病院へ向かいました。
病院に着いた時にはすでに手術は始まっており、休憩室に案内されました。
最初はKindleの本を読んで時間を潰していたのですが、待ち時間が分かりません。
約1時間くらい経った頃でしょうか。看護師さんが呼びに来てくれました。
「オペの担当医から話があるのでいらしてください」というので、ドラマで見たやつだと思い、ちょっとだけ緊張しました。
殺風景な小部屋に案内されて待っていると、意外にも40前後くらいの女医さんが入ってきました。勝手に男性を想像していたのでちょっとビックリ。
さらに驚いたのは、女医さんの手にはこれまた病院でよく見るステンレス製の深いトレーに、血まみれの臓器のようなものが丸見えで入っているじゃないですか。
手術は無事終わったというような会話を軽くした後、大した前置きもなく、「摘出した子宮を見ますか?」と言うので、「(えっ、さっきから目に入っているんですけど)」と心の中で呟きつつ、とは言え、心の準備が必要だったので、やや遠めに"それ"を眺めながら、「えっ、あ、はい」といったような返ししかできず。。。
まさか"取れたての子宮と卵管"を見ながら、説明を聞くなんて思ってもみませんでした。
妻は若いころから生理痛がひどく、生理になるとまともに仕事ができないくらいで、機嫌は悪くなるし色々大変だったようです。
いや~しかし、人生長く生きていると、思いがけず、子宮が目の前に出されることもあるんですね。