これまで自宅のPC、スマートデバイスはすべてワイヤレス(モバイル)仕様になっていたのですが、コロナショックで我が家のPC環境に変化が訪れました。
以前テレワーク用にと購入した4Kディスプレイに、モバイルノートPCをつなぐと、反応がワンテンポ遅いんですよね。
例えるなら、人や荷物をたくさん積んだ軽自動車がアクセルいっぱい踏みながら坂道を登っているような感じです。
社給のモバイルノートPCはあきらめるとしても、自宅のノートPCでの作業がだんだんつらくなってきたのです。
モバイルノートPCとはいえ、CPUはCore i7-8565U、メモリは16GB、SSDは1TBという贅沢仕様のものを使っています。
最軽量クラスのモバイルノートとしては、(現時点でも)最高クラスのスペックにも関わらずもっさりするのは、ビデオチップがチープだから。
ノートPC単体を出先で使うだけならまったく問題がありませんが、4Kディスプレイに出力することがメインとなった途端、ビデオチップのチープさが目立つようになったというわけです。
また、オンラインワークショップなどをするようになって、余計なツールを駆使しているうちに、ノートPC全体のパワー不足を感じるようになりました。
そこで目をつけたのがゲーミングPC。
ゲーミングPCといっても、高精細な3Dバリバリのゲームができるくらい高性能なPCという意味であり、ゲームしかできないゲーム機ではありません。
そこで、手始めに今どんなゲーミングPCがあるのか色々調べてあたりを付けていきました。
参考になったのは以下のページです。
GPU(グラフィックボード)性能比較表【2020年最新版】 | PC自由帳
また、予算に限りがあるのでメーカー製は避け、以下のページを参考にショップブランド系を中心に調べつくしました。
【最新版】BTOパソコンおすすめのメーカーはこれ!20社を比較 - おすすめBTOパソコン
その中でこだわったのは、
- 外観(なるべくシンプルなもの。ゲーマーっぽい筐体デザインは避ける)
- ストレージは1TB SSD+2TB HDD以上
- メモリは32GB
- 静音性能
です。
本体価格に大きな差がでるのは、ビデオカードとCPUです。ショップブランドとして売られているPCを見比べつつ、ビデオカードを中心に考えて、GeForce GTX 1660クラスか、GeForce RTX 2070クラスかで悩みました。もう1つ上のクラスはさすがに手が出ませんでした。
最終的には、「FRONTIER」というPCショップでキャンペーン中だった、CPUがRyzen 7、ビデオカードがRTX 2070 SUPERの組み合わせに決定。
どうせ買うなら5年くらい使えるものを、と考えて上位のスペックにしましたが、最後まで悩みに悩みました。
「このタイミングで一気に踏み込むべし」という、なぞの直感に背中を押され、清水の舞台から飛び降りる気持ちで、ポチッとしました。
コロナショックによって、交際費やイベント代などの支出が抑えられていたのと、給付金がでるということで、ちょっと冷静な判断ができなくなっていたとも言えます(笑)
このキャンペーンは週末にかけて行われており、本製品は限定100台でした。私がポチッとした後にもどんどん売れて、週明けには在庫切れになっていました。みんな考えることは同じなんですかね!?
▼購入したものとほぼ同じ製品のレビュー記事
セール価格でコスパ最強すぎ! 税別15万円台のRyzen 7&RTX 2070 SUPER搭載PCで最高のゲーム環境を (2/2)
PCをセットアップして気づいたのが、ファンの音がほとんどしないということ(筐体の背面に耳を近づければ音はします)。起動時にウーンとなるだけで、起動後は思ったよりも静かです(筐体を足元に置いているというのもあります)。
以前使っていたタワー型PCは、うるさくない程度のファンの音がずっとしていたので多少の覚悟はしていたのですが、これには驚きました。
そして、実際にWindowsを使ってみたところ、もう何もかもサクサクで別次元の快適さを手に入れることができました。
せっかく高性能なPCを手に入れたので、動画編集や高精細3Dゲームや、VRアプリなども試してみたいと考えています。
それから、これまで母艦PCだったiMac 5Kの存在意義が薄れたため、Macで管理していた数TBのデータをゲーミングPCへ移管しています。
iMac 5Kは売却かなぁ~。