会議や打ち合わせではいつもiPadとApple Pencilを使ってマインドマップをかいているのですが、オンライン会議になってからマインドマップの共有がやりにくくなりました。
とはいえ、やり方はいくつかあるので、在宅ワークになってから色々試してみました。主にやった方法は以下の通りです。
- ZoomやTeamsにあるホワイトボード機能を使う
- Google Jamboardなど、オンラインホワイトボードサービスを使う
(Zoom等で画面共有もしくは、URLを共有) - iPadにインストールしているメモアプリをzoomで共有する
(カメラ映像としてダイレクトに共有、もしくは画面共有機能をつかう)
それぞれ一長一短があるかと思います。
1と2は共同編集に向いています。1は、iPad側も会議サービスに入らないといけないのが面倒です。2は、オンラインサービスによっては事前の準備が必要ですね。
今回ご紹介するHDMI変換ケーブルは上記の3での使い方を想定しています。3のメリットは、かいたマインドマップがいつも使っているメモアプリの中に残ることです。
後で見返すことを考えると、マインドマップのメモは一元管理しておきたい。ちなみにずっと愛用しているアプリはGoodNotes 5です。
そこで、先日ご紹介したATEM Miniを使って、iPadの画面をダイレクトにZoomに表示させてみようと考えました。
必要なアイテムは、iPhoneやiPadシリーズにつなげる「Lightning - HDMI変換ケーブル」です。
Apple純正品は高いので、Amazonでみつけたこちらの商品を購入(8/30現在在庫切れになっています)。約1700円でした。
安い割には、凝った化粧箱が届いたのでちょっと驚きました。冒頭の写真では分かりづらいのですが、表面の写真はエンボス加工されています。
アダプタ自体はとてもコンパクトです。Apple純正の「Lightning - HDMI変換ケーブル」との違いは、なぜか本アダプタは、Lightningケーブルから給電しながらでないと使えないという点です。Amazonで売っている他の格安アダプタも同じような仕様でした。
手持ちのiPad Airに接続してみたところ、特に問題もなくiPadの画面をATEM Mini経由でzoomのカメラ映像として取り込むことができました。
これで、会議中にマインドマップのメモを表示させたり、自分の顔と切り替えたり、ピクチャーインピクチャー機能を使って同時に表示させることがATEM Miniのボタン操作で簡単にできるようになりました。
ただし、何度か使ってみて分かったのですが、なぜかこのアダプタをつけるとiPad Air(mini)の日付と時刻が変わってしまうのです。ケーブルを外すと元にもどるため、しばらく様子をみたいと思います。
また、実際にやってみて分かったのが、(Lightningケーブルを使って)給電しながらじゃないと使えないのが地味に面倒だという点と、デスクの上にケーブルが1本増えるため、視界がごちゃごちゃする点です。
Apple純正品だと解決する問題なので、今後の使用頻度によっては、純正品を手に入れちゃうかもしれません。
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