在宅ワークが当たり前になり、家で過ごす時間が増えたため、晴れた日には平日でも布団を干せるようになりました。
しかしながら、1階の寝室から2階のベランダまで、重い布団を上げ下げするのが腰痛持ちには辛い。また、花粉症の季節に布団を干すと花粉の付着も気になります。梅雨の季節は干すこともできない。
だからと言って布団乾燥機をすぐに買いたいと思っていたわけではありません。それが、たまたまネットの記事で見かけた象印の布団乾燥機が気になったのと、超PayPay祭りが重なったため思い切って購入。
衝動買いしてしまった理由は、従来の布団乾燥機のイメージを覆すシンプルなデザインと、使い勝手のよさです。本体にはホースもなく、エアマットも付属しません。
本体のデザインはまるで、加湿機や除湿機、あるいは空気清浄機のようです。直感的に長く使えそうな気がしました。
操作ボタンは一カ所にまとまっており、比較的シンプルなので迷うことはなさそう。
電源ボタンをONにして、「サイズ」「コース」「時間」「スタート」の順に押せばよいというのが直感的に分かります。
使用する際は、写真のように上部をガバッと上に持ち上げます。なんとなくロボット感もあり、先端からミサイルが飛び出しそう。
あるいはミサイル発射基地のようです。
この機構を活かして、取扱説明書には「洗濯物」や「靴」を乾燥させたり、「押し入れ・クローゼット」「タンスの引き出し・衣装ケース」「シンク下や洗面所の下」「レインコート・雨傘」「赤ちゃん用ふとん」「まくら」等への「温風」「送風」といった使い方が紹介されています。ちなみに「温風」を使う場合は、70℃以上に耐えられるものである必要があります。
本体カラーはホワイトとグレーが選べます。ホワイトは長く使っていると変色する可能性が高いので、たとえ変色しても目立たなそうなグレーにしてみました。
写真では分かりづらいかもしれませんが、本体サイズは23×15×36cmと非常にコンパクト。梱包箱から出した際に小さくてビックリしました。
この布団乾燥機はコンパクトな割には、象印史上 最大風量(従来機より30%アップ)だそうです。
使用する際は、上の写真のように本体を寝かせて布団の間に挟みます。本体を寝かせて使うというのが「コロンブスの卵」的発想だと思いました。
調べてみると、2012年に発売された象印のふとん乾燥機「RF-AA20」からこのカタチなんですね。知らなかった。象印の商品紹介ページでも「ふとん乾燥機の革命。」と謳っています。
「スタート」ボタンを押すと、敷布団と掛け布団の間に空気が送り込まれる仕組みです。
これが良くできていて、掛け布団をキチンとセットすれば、多少の漏れはあるものの敷布団を含む布団全体がまるでエアマットのように機能します。
使用後は布団全体がポカポカになるので、冬場は寝る直前にやるといいかも。
こういった機器でよく邪魔になるコードの収納についてもしっかりと考えられています。付属の結束バンドでコードを束ねた後、本体の凹部にコードホルダーを差し込めばコードが邪魔になりません。
ふとん乾燥機が気になっていた方はぜひチェックしてみてください。
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